003 2に隠された1を探せ?②

ギャラリー沼の底 第3話②

真ん中のロジック

電車には行き先があります。
例えば有楽町線なら「新木場」行き、常磐線なら「取手」行き、などなど。
出発地があって、方向・方角・目的地があります。

千尋は、湯屋から沼の底に向かうために電車に乗ります。
海の中を電車が走るシーンがとても印象的でしたよね。
その電車には行き先がハッキリ明示されていたのですが、どこになっていたか覚えていますか?

答えは「中道」です。
「なかみち」と読むのか「ちゅうどう」と読むのか?それは分かりませんが、
とにかく千尋一行は「中道」行きの電車に乗り、6つ目の駅で下車しました。

<小学校3年生理科でやる磁石>

突然ですが、皆さまは棒磁石を覚えていますか?
N極とS極があり、NとSで引きつけ合い、NとN、SとSで反発し合いましたよね?

ここでちょっと考えていただきたいのですが、
棒磁石の真ん中はN極でしょうか?それともS極でしょうか?

Thinking Time…

チッチッチッチッ…

チーン!

そこは、
「N極でもありS極でもある」
「N極ではないしS極でもない」
二義文(ダブル・ミーニング)の領域になります。

それでは棒磁石を真ん中で切り分けるとどうなるでしょうか?想像してみてください。
N極だけの磁石と、S極だけの磁石ができるのでしょうか?

Thinking Time…

チッチッチッチッ…

チーン!

答えは「切っても切ってもN極とS極のペアができる」です。
ペアは切り離す事ができません。
表裏一体なのです。

人は大人になると、この真ん中のロジックを水と油のように弾いてしまいがちになります。
湯婆婆(ユバーバ)と銭婆(ゼニーバ)のように。

表と裏、NとS、ペアがあるように見える原因があるのですが、
それはまた別の所でお話しします。

ギャラリー沼の底 Océane

ギャラリー沼の底 Océane

ハラオチしながら世界をみる

1974年東京生まれ
ギャラリーアビアント アシスタント
家事代行piu-c(ピウシー)代表

祖父、伯父、父が舞台美術家であるが、自身は元バスケットボール選手。
物の見方と認識が専門。

選手引退後小学校教師を目指すが、情報量の多さと教育界の厳しい現実を知り断念。
情報を外側に求めると「知らない領域」が無限に広がってしまう事に気がつき、既に知っている情報をより深化させる道を模索するようになる。
長らくメンタルの引きこもり状態が続いたが、日本に住む2人の外国人との出会いと、コロナ禍による交流の断絶が契機となり、抽象的かつ感覚的なイメージを少しづつ言語化し発信するようになる。
情報分断の原因でありイメージ界最大の不一致でもある「有るイメージ」と「無いイメージ」を繋ぎ、イメージ世界のバリアフリーを目指している。

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