ギャラリー沼の底 第4話
言葉と感情は繋がっている
感情が豊かな人は表現力も豊かで、人を惹きつけます。
反面、暴れ牛のように厄介な時もありますよね。
感情に手綱をつけるには、どうすればよいのでしょうか?
誰かの言葉に思わず「カッ!」っとなったり、心を揺さぶられたり…。そんな経験ありませんか?
言葉と感情には繋がりがあります。
そして感情は線で表現する事ができます。
つまり可視化する事ができるのですね。
「カッ!」とした時に描く線と、心を揺さぶられた時に描く線と、喜びに震える時に描く線では
結果が大きく異なります。
感情は人に伝わりやすいので、感情の入った線はそれだけで見る人にメッセージを伝達する事ができます。
前回003で、二義文(ダブル・ミーニング)のイメージを使い、磁石の真ん中の説明をさせていただきました。
”磁石の真ん中” と似ているものに【中心軸】というのがあります。
スポーツ選手や武道をする方、またはヨガをなさる方たちによく使われる言葉かと思います。
皆さまは「中心軸」という言葉を聞いて、どのような線をイメージしますか?
直線でしょうか?それとも曲線でしょうか?
横向きでしょうか?それとも縦向きでしょうか?
どこから出発して、どちらの方角に向かって行きますか?
素材感はどうでしょう?柔らかいですか?それとも硬いですか?
中心軸がしっかりあると、周囲の言葉や感情に振り回されなくなります。
逆に、 「あえて他人の言葉や感情に振り回されてみる」 なんて事も出来るようになります。
「影響を受ける」と「変化」します。その 変化を楽しむ のです。
また、もしも危険な冒険旅行に出かける事になった時、持ち物の中に「中心軸」が入っていたら
安心だと思いませんか?
ワークショップでは、中心軸を常に携行できるよう、お手伝いをさせていただいております。
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