014 アヤシイ専門家

一本道なのになぜか道案内したがるアヤシイおばさんの言い分

Apple-pen

皆さんは「有る」と「無い」それぞれの単語をもし【色】で表現するなら、
何色をイメージしますか?
正解/不正解はありませんので、独断と偏見で選んでみてください。

2色の色を思い浮かべたら次に、その2色をイコールで結んでみてください。
結べそうですかね?
ちょっと難しそうですよね。
“有る”と、“無い”はどうしても違うイメージになります。

それでは、
♪ This is a pen ,This is an apple ,「ウッ!」Apple-pen ♪
このように“合体”させれば、イコールでしょうか?
それもまたイコールではないような気がします。

だけど「有る」と「無い」2つの世界を分けたまま放っておくと中心が2つ出来てしまい、
心はどのような状態になっていくでしょうか?
「患」この漢字を覚えていらっしゃいますか?
イメージを分けたまま放っておくと、心は病んでいってしまいます。

そもしも2つの世界を繋ぐ道具があるとしたら、皆さんは手に入れたいですか?

実はオセアンはその道具をよく知る、専門家の一人なのです。
一体何の専門家なのか?分かりにくいと思うのでもう少し補足説明しますね。

 

眠りの世界にボールペンを持って行く

私は「物の見方」や「認識」を学んできました。
「物の見方」と一言でいっても様々な見方がありますが、私のはちょっと独特です。
例えばボールペンをイメージしてみてください。
「実はそこにボールペンは存在しません」と言ったら、
きっと初めて聞いた人なら次の4文字が頭に浮かぶ事でしょう。

「アヤシイ…。」

オセアンにもプライドがありますので、このまま「怪しい人」で終わらせたくありません。
できればもう少しだけお時間とイメージをお貸しください。

皆さんは夜、眠りにつきますよね?
寝ている時の皆さんと、目が覚めて起きている時の皆さんは、同一人物ですよね?

寝ている時の時間の感覚、空間の感覚、存在の感覚を思い出してみてください。
そちら側の世界は、目が覚めて見ている時の世界とは、大分異なるはずです。

「今晩寝る時に、眠りの世界の方へボールペンを1本持って行ってくれませんか?」
とお願いしたなら、あなたは持っていくことが出来るでしょうか?
きっと出来ないと思います。

眠りの世界の方では、ボールペンは存在する事ができません。

私の専門は、その寝ている時の時間の感覚、空間の感覚、存在の感覚から、
「どうやってこの3色ボールペンが有るように見えるのか?」
と言う事を、体系立ててお伝えする事です。

 

主観的にペンを見る

目が覚めて起きている時に「ペンは絶対にあります!」と言い切るならば、
眠っている時にも「ペンは絶対にあります!」と言い切らなければなりません。

皆さんはご自分が眠っている間にもペンは絶対にある!と言い切る自信はありますか?

こう尋ねると
「ペンは寝る前と同じ場所にちゃんとあったから私が寝ている間にもペンは存在していた」
とか、

「撮影してみれば寝ている間にもペンが存在している事が証明できるじゃないか」
とか仰有る方がいらっしゃるのですが、私がご案内するのは、あくまでも主観的事実の方になります。

不思議な事なのですが「ペンは存在しない」という方向から物を見た方が、
筋が通った、スッキリした一本道が見えてきます。

私の話は難しいでしょうか?
でも大丈夫です。
皆さんは必ず理解する事ができますから、どうかご安心くださいね。

そろそろ閉店の時間なので、今日のお話しはこれでお仕舞です。

なぜ「有る」と「無い」が=イコールで結べないのか?
その理由や原因を考えてみてくださいね。

それでは今日はもう遅いので、お休みなさい。
眠って目が覚めたら、新しい世界が待ってますよ。

ギャラリー沼の底 Océane

ギャラリー沼の底 Océane

ハラオチしながら世界をみる

1974年東京生まれ
ギャラリーアビアント アシスタント
家事代行piu-c(ピウシー)代表

祖父、伯父、父が舞台美術家であるが、自身は元バスケットボール選手。
物の見方と認識が専門。

選手引退後小学校教師を目指すが、情報量の多さと教育界の厳しい現実を知り断念。
情報を外側に求めると「知らない領域」が無限に広がってしまう事に気がつき、既に知っている情報をより深化させる道を模索するようになる。
長らくメンタルの引きこもり状態が続いたが、日本に住む2人の外国人との出会いと、コロナ禍による交流の断絶が契機となり、抽象的かつ感覚的なイメージを少しずつ言語化し発信するようになる。
情報分断の原因でありイメージ界最大の不一致でもある「有るイメージ」と「無いイメージ」を繋ぎ、イメージ世界のバリアフリーを目指している。

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