019 秘密の地図

これでこのギャラリーも大繁盛間違いなし!

待ち合わせに必要な条件とは?

前回Bixさんがお客様として、沼の底にお越しくださいました。
このギャラリーがオープンして2人目のお客様だったわけですが、
経営的に考えてみると、かなりヤバいレベルですよね。。。

お客様の数が少なすぎます!

一度ギャラリーの経営を見直してみようと思い、来客が少ない原因をアレコレ考えてみました。
すると重大な情報が欠けている事に気が付いたんです。
どのような情報かというと、例えば皆さんがこのギャラリーをお友達に口コミしてくださって、
「じゃあ、今度一緒に行ってみようか?」となったとしますね。
そしてあなたはお友達に「現地で待ち合わせしましょう」と提案します。
その時、ある情報を伝えなければ待ち合わせが成立しないのですが、
それは何の情報でしょうか?

<住所>と<時間>ですよね。

住所と言えば、例えば【東京都墨田区吾妻橋1-23-1-22階】とか。
こういうのが住所です。
皆さんはこの住所を聞いて、そこがどんな場所かパッとイメージできましたか?
アフターファイブやお風呂上りに呑むと美味しいアレを製造している会社がそこにあります。

お暇な時にこの住所をスマホの地図アプリで検索してみてください。
ちょっと有名なシンボルが出てくるので、住所を覚えなくても行かれるんじゃないかな?と思います。

位置情報は住所=言葉で伝えるよりも、<地図>というビジュアルでお伝えした方が覚えやすいし、足も運びやすくなります。

同じようにギャラリー沼の底も、地図が無いからお客様が来られないのだ、という事に気が付きました。
さっそく地図をご用意してみましたので、今日はそれをお伝えしてみたいと思います。

 

点の定義

当ギャラリーは、「面積0の点の中」にあります。
「点の位置はここだよ!」と地図でお伝えするわけなのですが、
皆さんだったらどうやって真っ白な紙の上に1個の点の位置を決めますか?

ちなみに適当に「エイッ」と付けた点は再現できないので、待ち合わせには不向きですよw
何度点を打っても、他の誰がその点を打っても、同じ結果にならなければ待ち合わせはできません。

以前みなさんを千尋の谷に突き落とした時の事を覚えていらっしゃいますか?
現実の住所がある世界:縦横高さがある3次元立体の世界から点の世界に落ちて行きましたよね?
その時のイメージと同様に、3次元立体の世界から2次元の面、1次元の線、そして0次元の点という順番に、
高次元から低次元に降りていけば、点の位置を確定することができます。

ではもし逆に、低次元:0次元「点」の世界から高次元に行こうとするとどうなるでしょうか?
簡単な計算をしてみましょう。

「0たす0」の答えは?

→0ですよね。

では、「0たす0たす0たす0」は?

→やっぱり答えは0ですよね?

0をどんなに足しても、0のままです。
つまり0の点は、どんなに集まっても線になれないし面にもなれません。

話を元に戻しましょう。
「点の位置はここだよ!」つまり点を定義するには、先に「線」を仮定しておく必要があります。
もう一つ条件がありまして、その線は1本だけではだめで、2本も必要になります。
2本の線が交わり、その真ん中にようやく点が生まれます。

<お父さんとお母さんがいて、子どもが生まれる>というイメージでも良いかと思います。

 

迷子撲滅運動実施中

【2本の線が交わる】というと、どんな記号が思い浮かびますか?

×と+ですね。

×と+、それらの記号を見かけたらその真ん中の点の中に【ギャラリー沼の底】があるのだと思ってください。
非常に小さい世界です。
それだけだと地図として少し味気ないので、もう少しヴィジュアルを付け足してみたいと思います。
×と+、これらの記号が入っている<国旗・旗・フラッグ>があるんですけど、パッと思い浮かぶものありますか?
例えばイギリス、スウェーデン、スイス、デンマーク、ノルウェーあたりの国旗に、この記号が出てきます。
それらの旗をもし見かけたら「2本の線が交わった真ん中の点の中が目的の方向」だと思ってください。

×や+のマークは、
<点の場所を教えてくれる地図>
<みんなが迷子にならない為の待ち合わせ場所>
です。

この地図さえあればこのギャラリーも大繁盛間違いなし!
期待が持てます。。。wktk
皆さんもお友達をお誘いの上、ぜひお越しください。

そろそろお時間が来ましたので今日のお話しはこれでおしまいです。
眠って目が覚めたら新しい世界が待ってますよ。

ギャラリー沼の底 Océane

ギャラリー沼の底 Océane

ハラオチしながら世界をみる

1974年東京生まれ
ギャラリーアビアント アシスタント
家事代行piu-c(ピウシー)代表

祖父、伯父、父が舞台美術家であるが、自身は元バスケットボール選手。
物の見方と認識が専門。

選手引退後小学校教師を目指すが、情報量の多さと教育界の厳しい現実を知り断念。
情報を外側に求めると「知らない領域」が無限に広がってしまう事に気がつき、既に知っている情報をより深化させる道を模索するようになる。
長らくメンタルの引きこもり状態が続いたが、日本に住む2人の外国人との出会いと、コロナ禍による交流の断絶が契機となり、抽象的かつ感覚的なイメージを少しずつ言語化し発信するようになる。
情報分断の原因でありイメージ界最大の不一致でもある「有るイメージ」と「無いイメージ」を繋ぎ、イメージ世界のバリアフリーを目指している。

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