011 Upside down, Inside out

千尋の谷のお話し 3/4

沼の底までの旅路、お疲れ様でした。
さっそく周辺を散策してみましょう。

面積0の点の中

ここは面積0の点の中。
ボールペンの形は無いし、信号の赤・黄・青などの色もありません。
光も無いし、音もありません。

建物で例えるなら、現実世界が地上の1階で、
沼の底は地下世界になります。

現実世界には上下・左右・奥行き、という空間がありますが、
ここにはそれがありません。

現実世界と地下世界、別々の世界のように見えますが、二つは繋がっています。
ではこの場所から、地上世界を見上げてみましょう。

違和感の理由

こちら側から見ると、現実世界の方が異界になります。
異界に居る間は、目で見る物、耳で聞く音、全てに違和感を感じます。

違和感から何が生まれると思いますか?

「疑問」です。

違和感から疑問が発生し、疑問を発端に、考えが始まります。
異界に居る限り、「疑問」は泡のように生まれ続けます。
その結果、考えが止められません。

中心が2つ有る心

考えが止められないと、どのようになっていくでしょうか?

心は次第に病んでいくようになります。

病気の人の事を「患者」と書きますが、その漢字を分解すると、
串(くし)・心(こころ)・者(もの) です。

「中心が二つある心」という風に読めます。

現実世界と沼の底を「違う世界」に分けてしまうと、
中心が二つできてしまい、心が病んでいきます。

「現実世界こそ全てだ!」と思い「沼の底」を否定すると心は病みますし、
「沼の底こそ全てだ!」と思い「現実世界」を否定するのもアウトです。
現実世界と沼の底の「途中」で立ち止まるのは、もっとアウトです。

不二

「現実世界」と「沼の底」、二つの世界がありますが、
それらは別々の世界ではありません。

不二 (ふじ)です。

「有る」「無い」分けるイメージは 病に向かうイメージ だと覚えておいてください。

3色ボールペンは、「有る」けど「無い」、「無い」けど「有る」。
それが健康的なイメージです。

とは言え分けて見る癖、分けて考える癖が染みついているのも事実です。
一つで考えるのはまだ違和感がありますよね?
その【違和感】は、3つの道具(ドキドキ・ワクワク・すごい!すごい!)を使って
【好奇心】に変えてしまいましょう。

違和感を好奇心に変える

みなさんには、日ごろから違和感を感じる事、何かありませんか?

「仕事の同僚がいつも嫌な事を言ってくる。なぜだろう?」とか。
感覚が鋭い方ほど、たくさんの違和感を感じておられるはずです。
それは感じて当たり前のものなのです。

異世界では、日々とんでもない大事件・怪奇事件が繰り広げられています。
それが日常茶飯事なのだと思ってください。
相手に対して違和感を感じたら、「点が何か喋ってる~~!?」とか、
「今点が動いた!」「点が変な動きをしている!」
「ありえないでしょ!?」「面白すぎる!」
という風に、思っておけば大丈夫です。

違和感を感じても、大きな心で見守りましょう。

そろそろ閉店の時間なので
今日のお話しはこれでおしまいです。
続きは次回にしましょうね。

眠って目が覚めたら驚きの世界が待ってますよ。

ギャラリー沼の底 Océane

ギャラリー沼の底 Océane

ハラオチしながら世界をみる

1974年東京生まれ
ギャラリーアビアント アシスタント
家事代行piu-c(ピウシー)代表

祖父、伯父、父が舞台美術家であるが、自身は元バスケットボール選手。
物の見方と認識が専門。

選手引退後小学校教師を目指すが、情報量の多さと教育界の厳しい現実を知り断念。
情報を外側に求めると「知らない領域」が無限に広がってしまう事に気がつき、既に知っている情報をより深化させる道を模索するようになる。
長らくメンタルの引きこもり状態が続いたが、日本に住む2人の外国人との出会いと、コロナ禍による交流の断絶が契機となり、抽象的かつ感覚的なイメージを少しづつ言語化し発信するようになる。
情報分断の原因でありイメージ界最大の不一致でもある「有るイメージ」と「無いイメージ」を繋ぎ、イメージ世界のバリアフリーを目指している。

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